日本人なら一度は嗅いだことがあるであろう香りの1つのサンダルウッド。”サンダルウッド”よりも白檀(ビャクダン)という呼び名の方が日本人にはしっくりくるかもしれませんね。線香の香りをはじめ、日用品の香りづけなどにもよく使われる香りです。
ただ、質の高いインド産のサンダルウッドは現在保護森林となっており厳しい輸出規制がかけられています。そのため近年では香りのよく似たオーストラリアンサンダルウッドとよばれる別種も代用されています。
試験対策としては、宗教と結びつきが深いこと、インド産は輸出規制がかけられていること、そして抽出部位が心材(樹木の中心に近い部分のこと)であることをしっかりおさえておきましょう。
タネ
そういえばフランキンセンス君とミルラ君はなんで宗教学とってるんですか?
ハナ
彼らは新約聖書の物語の中で、イエス・キリストへ捧げられた香りとして有名だからじゃないかしら。