タネちゃんとハナさん、化粧してたんだなぁ・・・
彼は古代ギリシャのヒポクラテス(通称医学の父)に次ぐ、大変偉大な医学者です。アロマの歴史では、コールドクリームをはじめ自然素材や植物を用いたさまざまな製剤、「ガレノス製剤」を作り出したことで知られています。一方医学史では、ヒポクラテス医学を基礎とし多くの解剖により体系的な医学を確立したことで有名なようです。ちなみに解剖は家畜など動物を対象とし、人間の解剖は行っていません。
わたしたちが普段使っている現代のクリームのほとんどには、「乳化剤」というものが使われています。古代ローマのガレノスさんは、乳化剤の代わりにミツロウを使用し、さらに油と水を使ってコールドクリームを作りました。
わたしは実はこのコールドクリームというものを知らなかったのですが、母や祖母の時代にはあたりまえに使われていたものだったと聞き驚きました。そして同時にコールドクリームの歴史の深さに感動を覚えました。
昔からご存知の方からしたらちょっと古臭いクリームかもしれませんが、クレンジングとしてだけではなくマッサージや保湿など様々な使い方ができ、さらにお肌にも優しいため、近年再び注目を集めているようです。今回漫画を描くにあたってコールドクリームについてネットで調べていたら、だんだん欲しくなってきました。笑
・コールドクリームなどの「ガレノス製剤」を考案した