精油には、「芳香性」「揮発性」「引火性」「親油性・脂溶性」という4つの特徴的な性質があります。これはとても大事な点なのでしっかり暗記しておきましょう。
今回の4コマでお伝えするのはこの中の「親油性・脂溶性」について。
精油は水に溶けにくく油に溶けやすい性質があります。
そのため、水に精油を加えて混ぜ合わせる時(アロマスプレーを手作りする場合など)は、先に精油をエタノールと混ぜてから水に加える必要があります。
エッセンシャル”オイル”、精”油”と呼ばれるほどなので、油によく溶ける性質なのはなんとなくイメージしやすいですね。ただ、ここで注意していただきたいのは、精油=植物油(油脂)ではないということです。
植物油(油脂)の仲間だと思っていた方、、混乱しますよね・・・
そもそも油脂ってなんだっけ・・・?って感じですが、簡潔に言うと油脂=「脂肪酸とグリセリンが結合したもの」。オリーブオイルやごま油などの植物油のほとんどが、この油脂に分類されます。
精油は油脂とは構成する成分が全然違うので、油脂ではないのです。油脂じゃなくてじゃあなんなんだ、となると、答えはひとつ「精油」です。変に精油が何かの仲間だと思うと混乱するので、もともと「え、油脂の仲間とか思ったこと無いんですけど」という人はあまり気にしなくて良いポイントかもしれませんね。
タネ
なるほど…精油は精油、油脂は油脂、わたしはわたし!!!